さだまさしの借金は35億円!映画「長江」で借金地獄に!

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芸能界には様々なスキャンダルがありますが、借金問題を抱えていた歌手も少なくありません。

今回は映画で失敗して28歳で35億円近い借金を負い、30年近くかけて完済した歌手・さだまさしの借金問題について検証したいと思います。

プロフィール

さだまさし(本名:佐田 雅志(読みは同じ))

1952年4月10日生まれ、長崎県出身。「案山子」などのヒットを生み出したシンガーソングライター、またタレントや小説家としての活動も精力的に行っており、ファンやスタッフの間では「まっさん」の愛称で親しまれている。

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さだまさしの人生を大きく変えた映画「長江」

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作った曲は次々とヒット!シンガーソングライターとしての地位を確立!

まず、当時のさだまさしを取り巻く状況について見ていきましょう。

当時のさだまさしは、「精霊流し」といった大ヒットを生み出したバンド「グレープ」が解散した後、シンガーソングライターとしてソロ活動を行っていました。

1977年に出した「雨やどり」ではCDオリコンシングルチャート1位を獲得、その後も個人レーベル「フリーライド」を設立し、「関白宣言」「親父の一番長い日」「道化師のソネット」「防人の詩」といったヒットを生み出していきました。

さらには山口百恵へ「秋桜」「案山子」といった楽曲の提供や、ドラマの主題歌で数々の曲が採用されるなどシンガーソングライターとしての地位を確立させていきました。

35億円の借金のきっかけとなった映画「長江」!中国はさだまさしのルーツ?

シンガーソングライターとして多忙を極めていたころ、大規模なプロジェクトに挑戦していました。

それは中国・長江の川上から川下まで人々の暮らしから歴史までを写す、ドキュメンタリー映画「長江」の制作でした。監督・出演・音楽までをすべてさだまさしが担当し、自身として大きな挑戦でした。

なぜ長江という舞台を選んだのでしょうか?

それはさだまさしの祖父が、中国・シベリアで国際探偵をしていて、また父母が青春時代を送った場所も中国でした。

そのため中国に強いあこがれがあり、親族の過去をたどるため「長江」を制作することになったそうです。

映画はヒットしたものの、制作費用が膨れ上がり…

興業的には120もの映画館で上映されるなど成功はしたものの、制作費用が想定していたものよりも大幅に超える結果となってしまいました。

当初は2億円の制作費用を見込んでいたらしく、終わってみたら30億円もの費用がかかっていたそうです。

最終的には製作費用の増大により映画「長江」で負った借金の額はなんと28億円まで膨れ上がりました!金利も含めると35億円もの額を個人で背負うことになってしまったのです。

借金のおかげでギターが上手くなった?コンサートで借金完済!

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コンサートで35億円もの借金を返すことを決意!

28歳にて35億円もの借金を負ってもさだまさしはあきらめず、コツコツと返済していくことを決意しました。

では、どういった方法で返済していったのでしょうか?さだまさしが選んだのは「コンサート活動」でした。

ある時は年間100回以上のコンサートを精力的に行っていきました。コンサートでの活動の成果でもあったあったのか、「案山子」はさだまさしの代名詞となりました。

また、「北の国から」の音楽を担当するなど、作曲家としての活動も活発に行っていきました。

借金で多くを学んださだまさし

さだまさしは多額の借金を負ったことによって多くのことを学んだといいます。

1つは人の情け。銀行やファンをはじめ。大勢の人がさだまさしを助けてくれたそうです。「僕は本当に恵まれているな」と感じることが何度もあったそうです。

2つ目はギターだそうです。これはちょっとしたブラックユーモアだと思いますが、借金返済のためにコンサート回数が急増した結果、ギターがとてもうまくなったそうです。

30年で借金完済!コンサート回数は4000回以上!

そして30年の時間をかけ、ついに35億円もの借金を返済しました。借金を完済するまでに行ったコンサート回数はなんと4000回!年間100回以上のコンサートをしていた計算になりますね。

40年間の歌手生活を四字熟語で「空前絶後」と表現し、「もう二度とやりたくない」とも語りました。それくらい大変な歌手生活だったそうです。

それにしてもあきらめず35億円もの借金を完済したのはとてつもない偉業といえるでしょう。

さだまさしの借金の解消に自己破産という選択肢はなかったのか?

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35億円もの借金を抱えてしまった場合、普通の人であれば自己破産を選択肢に入れるはずです。

しかし、さだまさしは自己破産を選択しませんでしが。想定される状況として、以下が考えられます。

①芸能活動を中止したくなかった

②個人資産をすべて差し押さえられてしまうから

③官報で公開されることで、世間に自己破産したことが広まってしまうのが嫌だったから

それぞれのケースについて分析してみましょう。

①芸能活動を中止したくなかった

当時、自己破産をした芸能人やスポーツ選手がいましたが、彼らの多くが自己破産後の活動を自粛しています。

アーティストとしても全盛期を迎えていたさだまさしとしては、この時期に芸能活動を中止することは避けたかったのかもしれません。

②個人資産をすべて差し押さえられてしまうから

自己破産のデメリットとして、「個人資産をすべて差し押さえられてしまう」というものがあります。

関連記事:『自己破産のデメリット7選とメリット3選まとめ

売れっ子だったさだまさしは、ある程度裕福な生活をしていたと思います。

自己破産を申請してしまうと、住居もかえなければならず、ほとんど全ての財産を失ってしまうことになります。

③官報で公開されることで、世間に自己破産したことが広まってしまうのが嫌だったから

自己破産のデメリットとして、「官報で個人情報が公開されてしまう」というものがあります。

ただ、長江での借金は当時からニュースとなっていたため、借金の話を隠すことを考えていたとは思えません。

さだまさしの借金分析まとめ

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さだまさしの借金問題をまとめると次のようになります。

  1. シンガーソングライターとして活躍する最中、映画「長江」の撮影に挑んだ
  2. 映画の制作費用がかかりすぎてで35億円もの借金を負った
  3. シンガーソングライターとしての収入もあったため自己破産という選択肢はなかった
  4. 年間100回以上のコンサートにより、30年をかけて完済した

芸能活動を続けていけば完済できるだけの知名度もあったことから、安易に自己破産という選択肢を選ばなかったのかもしれません。

現在のさだまさし~子供たちも音楽家として活躍~

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現在のさだまさしですが、長男・長女の2人の子供に恵まれ、2人とも音楽家として活躍しています。

長男の「大陸」さんは、音楽学校を卒業後にバイオリニストとして「IKEMEN」というグループで活動しています。

長女の「ゆめ」さんは、音楽大学を卒業後にクラシックピアニストとして活動、そして2015年の9月にはボーカルグループ「ゴスペラーズ」の北山陽一さんとの結婚を発表しました。

借金を完済したのちも音楽家としての活動を続けており、映画「眉山」や「宇宙兄弟」の楽曲を担当しています。

本人はつらかったといっていますが、借金があったからこそここまで活躍できたのかもしれませんね!

今回はさだまさしの借金について分析させていただきました。

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