借金借り換えのメリット3選・デメリット3選!おまとめローンで早く返す方法を学んで解決!

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名村法律事務所

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色々な金融機関から借り入れをしていて、10日はA銀行へ5千円、15日はB消費者金融に1万円、月末はC信販会社に2万円返済…と支払い日や支払い金額がバラバラという人も多いのではないでしょうか。

複数から借り入れをしていると、どうしても借金の管理が複雑になりがちです。

またそれぞれの会社に返済しなければならないため、1つ1つは少額でも合計で考えると毎月ものすごい金額が返済のために消えていくことにもなります。

そんな方に知って欲しいのが「借金借り換え」です。借金借り換えを上手く行えば借金の管理がしやすくなることはもちろん、今よりも返済計画にゆとりを持つことができます。

また将来的な返済総額を抑えることも不可能ではありません。今回はそんな「借金借り換え」のメリットはもちろん、意外と知られていないデメリット、借金借り換えをする際の審査のポイントについてもお伝えします。

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借金借り換えとは?

Woman with question mark on blackboard

借金借り換えとは簡単に言うと「今ある借金を別の借り入れ先に移すこと」です。

通常、借り換えは単に借り入れ先を移すだけではありません。

利率や支払い回数、毎月の返済額といったローン契約における様々な条件を見直し、ローンを組む人にとってより都合の良いローンに変えることが一般的です。

複数あるローンを1つの金融機関にまとめて借り換えるローンを「おまとめローン」と呼び、多くの金融機関で扱われています。

借金借り換えのメリット3選

Fingers Family

ではおまとめローンを使った借り換えには、どういったメリットがあるのでしょうか。

メリット①月々の借金返済額が減る

借り換えをすることの最大のメリットは、月々の借金返済額を減らせることです。

100万円を1年間12回で返済するローンと、2年間24回払いで返済するローンがあるとします。

どちらのローンも毎月同じ金額で返していく「元利均等払い」のとき、より返済回数が多くなる後者の毎月の支払い金額の方が少なくなることはイメージできるかと思います。

おまとめローンはこの考え方と同じ仕組みです。金額や返済期間がバラバラのローンを1つのローンにまとめ、返済期間を長く取れば毎月の返済金額を抑えることができるというわけです。

メリット②借金返済総額が減る

今借りているローンの利率よりも低い利率のおまとめローンを利用すれば、借金返済総額が数万円以上も得になることもありえます。

年利15%で返済期間1年とする100万円のローンと、年利15%で返済期間1年とする50万円のローンがあったとします。

これらのローンをまとめた金額は150万円になりますが、この150万円を年利10%で1年間のおまとめローンに借り換えたとしましょう。

すると最初の2つをバラバラにローンを組んでいたときよりも利率が年5%も低くなります。ローンは低い利率で借りるほど支払うべき利息も減ります

利率の低いおまとめローンを利用すれば毎月支払うべき利息も減るので、その分最終的な返済の総額も減らせるというわけです。

メリット③金利のリスクを抑えることができる

利用者には返済負担が軽くなるというメリットがあるおまとめローンは、金融機関にとっては「他社のローンを自社に移してもらうためのローン」として捉えられています。

そのため各金融機関ではより利用者を増やすために、カードローンやフリーローンといった他のローンと比べておまとめローンの金利を低めに設定しています。

メリットの1つ「返済総額が減る」の項目の例でも金利が15%から10%に抑えられる例を出しましたが、おまとめローンを使えば今の利率よりも低い利率でローンを利用できる可能性があるのです。

借金借り換えのデメリット3選

Three fingers of man hand

借り換えのメリットを見ると、すぐにでもおまとめローンを申し込んだ方が良い気がしてきますよね。しかしおまとめローンには意外なデメリットも隠されています。

デメリット①月々の借金返済額や返済総額が増える可能性もある

おまとめローンの隠れたデメリットについて具体的な数字で考えていきましょう。

100万円を2年間24回払いで払うローンと、50万円を2年間24回払いで払うローンを150万円のローンとして1つにまとめるとします。

このとき、150万円を1年間12回払いで返すおまとめローンにするとどうなるでしょうか。返済回数が最初のローンより12回も減ることになるので、その分毎月の支払い額は増えてしまいます。

また逆にこの2つのローンを、150万円を3年間36回払い支払い期間を長くするおまとめローンに借り換えたときを考えてみましょう。

この場合、返済回数が増えるので毎月の支払い額は最初のローンよりも減ります。しかし一方で1年間余計に利息を払わなければなりません。

そのため、まとめる前のローンよりも利率が大幅に下がるおまとめローンを利用しない限り返済総額が増えてしまうことになります。

このようにおまとめローンは借り換えるときの条件をよく考えないと、「複数のローンのままにしておいた方が得であった」ということもありえるのです。

デメリット②借金借り換えにはコストがかかる

現在借りているローンの契約時に「一括返済や繰り上げ返済には手数料がかかる」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

借り換えで毎月支払い金額や返済総額を減らせても、この手数料も含めて考えると、実は自分の手元から出て行くお金の総額は変わらなかったということも少なくありません。

まとめたいローンの返済のための出費だけでなく、新しくおまとめローンを契約するときには契約書に貼る収入印紙代などの費用も必要です。

またおまとめローンの申し込みや元のローンの返済手続きのために時間がかかることを考えると、借り換えは金銭的な面だけでなく時間のロスもあるものだと言えます。

デメリット③好条件に変えるほど審査が厳しくなる

今ある複数のローンよりも低金利のおまとめローンに借り換えることができれば、月々の返済や支払い総額を抑えることができます。

しかし今のローンよりも良い条件の金利でローンを組むには、厳しい審査に通らなければなりません。

またおまとめローンは今ある複数のローンを1つにするためのローンのため、どうしても大きい金額で申し込む必要があります。

金融機関にとって大きい金額をなるべく低い利率で貸すことはリスクのあることです。そのため好条件のローンを希望すればするほど審査が厳しくなることは当然と言えます。

何を基準に借金借り換えを判断すればよいか?

Scales on a table. Vintage sepia photo

おまとめローンのメリットやデメリットをそれぞれ見てきましたが、実際に借り換えをする際に気をつけるポイントをここでまとめておきましょう。

判断基準①月々の借金返済額

デメリットの項目で紹介したように、せっかくローンを1つにまとめても毎月の支払い額が増えれば負担感も大きくなってしまいます。

そして万が一延滞をしてしまえば個人信用情報にも傷がついてしまい、今後ローンを組むことが難しくなってしまいます。

借り換えをする際は利率や借りられる金額だけでなく、毎月の返済額が無理のない金額であるかの確認もしっかり行いましょう。

判断基準②諸費用や金利も含めた借金返済総額

目先のことである毎月の支払い額だけでなく、借り換えの諸費用や最終的な返済総額といった全体の支払い額も確認しておく必要があります。

とは言え、諸費用や返済総額が増えても毎月の支払い額の負担を軽くしたいとおまとめローンを組まれる方も多くいらっしゃいます。

その場合はボーナス払い繰り上げ返済の仕組みを上手く使って最終的な金利負担を減らすという方法もあるので、金融機関に相談してみると良いでしょう。

借金借り換え時の審査通過ポイント6つ

Hitting the target

借り換えのメリットやデメリット、借り換えるときに判断すべきことをお伝えしてきました。

しかし、そもそも借り換えのためのローンの審査が通らなければ意味がありません。

そこでおまとめローンの審査を通過するためのポイントを6つご紹介しておきます。

審査通過ポイント①借り入れ件数

後述する「現在の返済残高」も審査通過の重要なポイントの1つですが、それ以上に重要なことが「何社から借りているか」、つまり借り入れ件数です。

実は借り換えの申し込み先にもよりますが、借り入れ先が4件以上ある人は審査を通さないとしている金融機関もあります。これには理由があります。

実はある金融機関から借りられるローンの限度額は、申し込み者の信用度に比例します。

つまり審査において、1つの金融機関での借り入れ限度額が大きければ大きい程、その人の信用度は高いとみなされます。

そのため1つの金融機関に100万円のローンがある人と、複数の金融機関からのローンが合わせて100万円の人では前者の方がより信用度が高いとみなされます。

そして信用度が高ければ、より審査が通過しやすくなります。

ちなみに申込時に嘘の借り入れ件数を申告する人がいますが、すぐにバレます。

金融機関では個人信用情報といって申込者の借り入れ件数や返済状況といった情報を審査しています。嘘をつくと金融機関からの心象も悪くなるので正直に申告しましょう。

審査通過ポイント②返済残高

借り入れ件数、事故情報とともに返済能力を審査するために見られる項目です。年収に対してあまりにも返済すべき残高が多いと、審査通過が難しくなります。

特に数社から1社にまとめるおまとめローンは、申し込む金額自体が高額になりがちです。

返済残高に金額は高くても毎月の収入から確実に支払える金額であると良いです。

審査通過ポイント③多重申し込み

「すぐにでも借り換えをしたい!」と焦っているときにやりがちなのが、複数の金融機関に1度にローンを申し込むこと。しかしこれはあまり良いことではありません。

個人信用情報は先に説明したように返済残高や借入件数がすぐに分かるだけでなく、現在どこにローンを申し込んでいるのかもすぐに分かります。

そのため、仮にこれまでの履歴に問題がなかったとしても、あまりに複数の先にローンを申し込んでいては「お金に困っている」「本当に返済できるのか」と思われても仕方ありません。

信用度を落とさないためにも、ローンは急がば回れの気持ちで申し込むようにしましょう。

審査通過ポイント④事故情報

当然とも言えますがローンの審査では、これまでの借り入れにおいて長期の延滞が続いていないか、債務整理などを行った者でないかといった事故情報の有無も審査されます。

そしてこの事故情報があれば、審査通過はかなり難しくなります。

なお事故情報は約5年で消えるとされています。自分の信用情報は信用情報機関で確認できるので、気になるのであれば自分で情報を開示してみても良いでしょう。

審査通過ポイント⑤返済履歴

事故情報になるほどの支払い延滞とまでは行かなくても、実は審査の際に現在のローンの直近3ヶ月分がきちんと返済されているかも見られます。

おまとめローン申し込み前は特に、今あるローンの支払いは支払い日にきちんと払うようにしておくと良いです。

審査通過ポイント⑥勤続年数

お勤めされている方の場合、上記5つ以外に勤続年数も信用力の指標の1つになります。同じ会社での勤続年数が長いと昇給も見込まれますし、社会的にも「真面目な人」として捉えられるからです。

そのため残念ですが、社会人として働いている年数は長くても、転職したばかりなどの理由で勤続年数が短い方の場合はどうしても審査上不利になります。

転職を検討中であればおまとめローンは転職の前に申し込んでおくようにしましょう。

またすでに転職したばかりという人でも、前職よりも年収や役職が上がったという場合は審査で考慮してもらえることもあります。

信用力を上げるためにも、そういった情報を申し込み時に伝えておくことをおすすめします。

借金借り換えのまとめ

Smiling woman pointing up on pink copy space

巷でよく耳にすることの多い借金借り換え。その1つの方法であるおまとめローンは、上手く利用すれば月々の返済金額や返済総額の負担が減る魅力的なローンです。

しかしその分審査が厳しくなりますし、借り入れ契約時にきちんと内容を確認しておかなければ逆に損をしてしまう可能性もあります。

おまとめローンはメリットやデメリットを理解した上で、賢く利用することをおすすめします。