金銭消費貸借契約書・借用書とは?Q&Aで答えます!【随時更新】

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名村法律事務所

Future after school?

個人間で借金や物品の貸し借りをした際に結ぶ「金銭消費貸借契約書・借用書」ですが、ケースバイケースで内容が変わったりするため、取り扱いに困るという声をよく聞きます。

そのため、今回はよく質問のある金銭消費貸借契約書と借用書についてのQ&Aについてまとめさせていただきました。

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岡田法律事務所

金銭消費貸借契約書・借用書とは?(基本知識)

Magnifying Glass

Q&Aに移る前に、金銭消費貸借契約書と借用書の基本的な知識について確認させていただきます。

借用書も金銭消費貸借契約書も広く言えば「借用書」

借用書とはお金の貸し借りに関して用いられる書類を広く一般に「借用書」といいます。

しかし、署名方法や保管方法についての違いで「借用書と金銭消費貸借契約書」に分けることができます。

借用書と金銭消費貸借契約書の違いは「署名方法と保管方法」

借用書は署名方法と保管方法で「借用書(狭義)と金銭消費貸借契約書」に分類することができます。

借用書(狭義)

借用書は借主が一方的に金銭の貸し借りがあったことを認め、返済を貸主に対して誓うものになります。そのため、署名は借主が行い、保管方法としては貸主が保管することになります。貸主が保管するため1部しか発行されません。

金銭消費貸借契約書

一方で金銭消費貸借契約書は、借主と貸主の双方で金銭の貸し借り関係を認めるものとなるため、貸主も借主も金銭消費貸借契約書に署名を行い、2部作成し各自で一部ずつ保管することになります。

借用書と金銭消費貸借契約書の法的効力について

結論としては借用書と金銭消費貸借契約書の法的効力は変わりません。その書類自体に法的な強制力はありませんが、裁判となった際に重要な物的証拠として活用することができます。

借用書と金銭消費貸借契約書の基本について確認したところで、それぞれに関するQ&Aを見ていきましょう!

借用証と金銭消費貸借契約に関するQ&A(随時更新)

Question and answer

Q1:借用書への署名を拒否された場合は借金返済の請求はできるのでしょうか?

相談者
相手が借用書への署名を拒否しました。その場合は返済請求をできなくなってしまうのでしょうか?

研究員
その場合、借金返還の請求自体は可能です。しかし証拠がないため相手に「借金ではなくもらっただけ」と言われてしまったら言い返す証拠がありません。

相談者
つまり書類がなくても何らかの形で借金の事実を証明できれば良いということですか?

研究員
はい。しかし仮に借金の事実を証明できても「借金返済の請求」ができるのみで「回収できる」とは限らないので気をつけてください。また、契約内容についても書類でないと正確な契約内容を残しづらいことについても注意してください。