親や彼氏・彼女に借金があっても結婚はできる!隠して結婚後に発覚すると?

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名村法律事務所

親や彼氏・彼女に借金があると結婚後のことを不安に思うのは当然です。でも、そもそも結婚すること自体はできるのでしょうか?答えは「イエス」です。

しかしこのようなケースでは注意すべきことがたくさんあります。結婚した後になって「こんなはずではなかった・・・」とは思いたくないですよね。

共に苦難を乗り越えた夫婦には強い絆が生まれる。上手に借金を返済し、幸せな家庭を築いていくために考えるべきことを確認しておきましょう。

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岡田法律事務所

親に借金がある場合

Credit counseling

自分の親や、結婚を考えている彼氏・彼女の親に借金があることが発覚・・・。このようなことは誰にでも起こりえることです。

自分たちの結婚や、その後の日々の生活に悪影響が出ないかとても心配になりますよね。

親の借金の返済義務は子どもにはない!

親の借金を子どもが返済、肩代わりする義務はありません。借金は貸し手と借り手の間の一対一での契約ですので、罪のない子どもが支払う必要がないようになっています。

ただ、親と同居している場合などに、親への返済日を過ぎた借金の催促が届いたり、親から生活費の援助を頼まれたりすることはあるかもしれません。

これらが精神的なストレスとなり結婚相手との関係が悪化、最悪の場合離婚まで至るケースも少なくはありませんので事前にしっかりと話し合っておくべきでしょう。

また例外的に、子どもが親の借金契約の連帯保証人となっているケースでは話が変わります。

連帯保証人になるということは、法律上「保証債務」という義務を負っている状態であるため、親の借金の支払いから逃れることはできないので注意が必要です。

親に債務整理をオススメしよう

今後の夫婦生活をうまく進めるためにも、可能であれば結婚前に親には債務整理をすることを勧めましょう。

債務整理には任意整理、過払い金請求、個人再生、自己破産など、様々な方法があります。

借金の状況に合った解決策を一緒に弁護士に相談してみましょう。きっと親身になって相談にのってくれますよ。

彼氏・彼女に借金がある場合

彼氏・彼女と結婚の話をしている最中に実は借金があることが発覚・・・、なんてことは珍しい話ではありません。

借金のある人と結婚できるのか?その判断をするためには以下のことを確かめましょう。

彼氏・彼女がどういう理由でお金を借りたのか?

例えば借金をした理由がパチンコやパチスロなどのギャンブルによるもの、または高級ブランドの洋服やバッグを買うためなどの場合には結婚は再考してみたほうが良いです。

このような浪費による借金癖はなかなか直りにくいからです。

一方、親が病気で入院費を捻出するために仕方なく100万円を借りたが、なかなか言い出しづらかったようなパターンもあるでしょう。

このような場合には二人で協力して借金返済計画を立てコツコツと返済していけば良いので、それほど大きな問題ではありません。

彼氏・彼女はどのように借金を返済するのか?

結婚相手の借金は完済できて初めてゼロからの再出発が図れます。

借金を返すために新たな借金をするような状況にならぬよう、二人の毎月の収入と支出を管理し、着実に返済していけるシュミレーションを行いましょう。

場合によってはお互いの両親に隠さず打ち明けることも大事です。誠意を持って伝えれば借金の返済を手助けしてくれるかもしれません。

それでも彼氏・彼女を信じられるなら

色々話し合いを進める中で相手の誠実さを感じ、協力しながら苦難を乗り越えていこうと思えたかどうかが非常に重要です。

もし、話し合いをする過程で相手に不信感を感じてしまったり、自分自身も相手の借金返済のために苦労するのはとてもじゃないが我慢できない!という重いがあるのなら、きっぱりと別れて次を考えたほうが幸せになれるでしょう。

借金を隠して結婚後に発覚した場合

結婚をして幸せな毎日が続いていたある日、相手が独身時代にギャンブルで作った多額の借金が発覚・・・。

結婚前に借金を打ち明けようと思ったが、結婚が破談することを恐れて内緒にしていたというケースも珍しくありません。

こんなときあなたはどうすれば良いのでしょうか?考えられる方法は以下の二つしかありません。

選択肢1│離婚する

良い夫婦関係を続けていくにはお互いの価値観の理解は非常に重要です。しかし、このような重大な事実を隠されたまま結婚したこと自体があなたの信頼を損なうことでしょう。

あなたが真面目で堅実な性格であればあるほどこのような傾向は強くなります。仕方ないと割り切って離婚し、新たな人生を踏み出すことも悪くはありません。

離婚さえ成立すれば借金の苦労からは完全に解放された上での新たな再出発をすることができます。

ただし、この場合でも相手の借金の連帯保証人になっている場合には例え離婚したとしても返済義務から解放されることはできません。

選択肢2│離婚はしないで共に借金を返済していく

相手から誠意ある謝罪を受け、離婚はしないという決断をした場合、まずは借金返済計画を二人で話し合うことが重要です。

相手が独身時代に作った借金で連帯保証人にもなっていなかったとしても、同一生計で暮らす夫婦なのでまったく影響を受けないことはありません。

ギャンブルやお金のかかる趣味などはきっぱりとけじめをつけ、新たな借金やクレジットカードの登録は行わないよう約束させるべきでしょう。

また、万が一のときのために、自動車など相手名義の財産を今のうちに自分名義へと変更したり、他人の連帯保証人には絶対にならないなど気をつけることで借金地獄となってしまうことを回避できます。

親や彼氏・彼女の借金まとめ

親や彼氏・彼女に借金があることが判明した場合の対処法について色々と確認していきましたが、どの場合でも最終的には夫婦間の信頼関係次第です。ご自身の長い人生を考えた上で正しい選択を行いましょう。

法律が絡む難しい話となる場合が多く、人生を左右する大切な意思決定となるので、焦らず慎重に、これまで同様のパターンを多数経験してきた信頼のおける法律事務所に相談してみることをオススメします。