ポケモンGOに課金で借金地獄!ソシャゲ廃人は自己破産できないって本当?

スポンサーリンク
名村法律事務所

pokemon-go

任天堂が2016年7月6日から米国やオーストラリアなどで配信を開始し、日本でも7月22日にダウンロードが可能となったスマートフォンゲームアプリの「Pokémon GO(ポケモンGO)」が世界中で話題となっています。

日本でも早くもストアランキングの首位に躍り出るなど爆発的なヒットとなることが予想されており、ここ数年一世を風靡してきたパズル&ドラゴンズ(パズドラ)やモンスターストライク(モンスト)といった大ヒットタイトルが人気のピークを超えていく中、次の大ヒットタイトルを模索していたゲームファンたちからすると、「ついに来たか!」というところでしょう。

早くもユーザー課金から成るポケモンGOの売上は一日当たり数億円規模に拡大してきており、これを受け6月末には14,585円だった任天堂の株価は28,220円(7月22日時点)まで急上昇。時価総額は4兆円まで膨らみました。

このような人気タイトルが世に出てくる度に話題になるのが、ソーシャルゲーム(ソシャゲ)課金によって借金をしてしまう人です。

そこで今回はポケモンGOで借金をする人(ソシャゲ廃人)は出てくるのかおよびソシャゲ廃人は自己破産することができるのかついてお教えします。

スポンサーリンク
岡田法律事務所

ポケモンGOとは?

pg2

ポケモン(ポケットモンスター)は、1996年2月27日にゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター赤・緑」が任天堂から発売されて大ヒットとなって以来、多くの続編が発売されてきました。

またゲームのみならず、アニメ、キャラクター商品、カードゲーム、アーケードゲームなどに幅広く展開していき、同じく任天堂の「スーパーマリオシリーズ」と同様、長くファンに愛されています。

もともとポケモンは、ゲーム機内だけでは話が終わらないことを大事にしてきたゲームで、自分の持っているポケモンを友達同士で交換したり、バトルさせたりしてプレイヤー同士が交流できることが特徴でした。

今回のポケモンGOでは、スマートフォンの位置情報を活用することで、我々の日々暮らしている現実世界をゲームの舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルするといったことが可能です。

我々プレイヤーは外出してポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができるインタラクティブ性が最大の魅力です。

ポケモンGOで借金?

それではこのポケモンGOへの課金で借金までしてしまう人はいるのでしょうか?過去のヒットゲームやポケモンGOの課金システムを分析して予想してみましょう。

パズドラやモンストの課金で借金した人たち

pazudoramonsuto

ソシャゲには社会問題にもなった課金制のガチャにギャンブル性があることや、ランキング順位を上げたい、レアアイテムを手に入れたいといった欲求を生むことから、多額の借金を背負う人が後を絶ちません

2014年にはソシャゲで多額の借金を抱えたことを悲観して無差別連続強盗殺人が発生するなど話題となりました。

日本のソーシャルゲームの市場規模は3000億円(2014年)と言われています。アプリストアで売上ランキング1位の記事ともなれば毎月100億円以上の収益があります。

これがすべてユーザーの課金額であると考えると、借金をしてまでパズドラやモンストに夢中になる人が多いことも納得できますよね。

ポケモンGOの課金にも注意!

pokemongo

ポケモンGOも他のソシャゲ同様に課金ゲームなのですが、いつ、どこで、何に課金をするのかとても気になりますよね!

まずは現金でゲーム内仮想通過であるポケコインを購入(課金)します。よくあるような大きい額であればあるほどお徳になるパターンのようです。

  • 100ポケコイン=120円
  • 550ポケコイン=600円
  • 1200ポケコイン=1200円
  • 2500ポケコイン=2400円
  • 5200ポケコイン=4800円
  • 14500ポケコイン=11800円

そしてこのポケコインを使って以下を購入できます。

モンスターボール

ポケモンに投げて捕獲するためのアイテムです。

おこう

ポケモンが30分間寄ってきやすくなります。

ルアーモジュール

モンスターボールが貰えるポケストップと呼ばれる場所で使うとポケモンが30分間寄ってきやすくなります。

しあわせタマゴ

30分間得られる経験値が2倍になります。

ふかそうち

ポケモンのタマゴを孵化させるために必要です。

バッグアップグレード

バッグに入るアイテムの上限が50増えます。

ポケモンボックスアップグレード

持てるポケモンの上限が50増えます。

キズぐすり

ポケモンのHPを20回復します。

これは面白そうですね。ついつい課金が止まらなくなるのも理解できる気がします。

ソシャゲの借金では自己破産できない?

ThinkstockPhotos-122398630

ポケモンGOのようなハマってしまうソシャゲで課金を繰り返し、借金が10万円、50万円と増えていきます。

そして100万円を過ぎたところで、「ここまで来たらもう返済は無理だ、借りれるまで借りて最後は自己破産をしよう」と考えます。

しかしこんな怠惰な理由でも自己破産は認められるのでしょうか。

答えは「ノー」です。

自己破産には特殊な事情の場合には借金が免除されないケースが存在し、これを「免責不許可事由」といいます。

免責不許可事由は法律で具体的にリストアップされているのですが、現在ではソーシャルゲーム課金もこのリストに加えられているのです。

ではもう免責の可能性はないのでしょうか?そんなことはありません。

明らかに免責不許可事由には該当するけれども、この件については免責してあげようということがあります。これを「裁量免責」といい、以下の対策が効果的です。

  • 少額管財事件で申立てをする
  • 裁判所の印象を良くする
  • 法律専門家を活用する

詳しくは以下の記事で解説しているのでこちらもチェックしてみてください。

関連記事:免責不許可事由って?自己破産して免責になる条件

ソシャゲ課金の借金は弁護士に相談しよう!

Handsome young man smiling against blue background

上述のようにソシャゲ課金による借金は、免責不許可事由に該当する可能性があります。

このような場合には自分自身で自己破産手続を行うことだけは避けたほうが良いでしょう。

特に過去何件も同様の案件をこなしてきている司法書士や弁護士などの法律専門家に相談することで裁量免責となる可能性を格段に上げることが可能です。

もちろん専門家に依頼すると別途費用が発生することになりますが、自己破産によって免れることができる借金額と比べると小さい金額ですよね。

後払いや分割払いもできる法律事務所がほとんどですので、手持ちのお金が少ないという方もまずは相談してみることをオススメします。

以上、ポケモンGOによる借金可能性およびソシャゲ廃人の自己破産可能性についての検証でした。